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Channel: ポランの広場|福祉情報工学と市民活動
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2018年6月8日、津軽は浪岡養護学校へ

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北東北以外の人にとって,「浪岡」と聞いてそれがどこにあるのか分かる人は少ないでしょう。青森県浪岡町は県庁所在地の青森市から20kmほど南西に位置しています。ちょうど青森市と「弘前城の桜」で有名な弘前市(ひろさきし)の中間にあるまちです。

これまでの人生で通りがかったことはありますが、きちんと浪岡の土を踏んだことはありませんでした。

そんな浪岡にある浪岡養護学校の林崎さんの依頼で6月8日に上記の講演会を開催してもらえることになりました。東北は大好きなのでうれしいですね。そして,なんと学校のホームページにどーんと案内が掲載されています。ありがとうございますm(_ _)m

ちなみに,現在の青森県というのはかつての津軽藩と南部藩で構成されており,未だにいがみ合っているようにも思えます。特に弘前市と八戸市の争いは見るに耐えません。藩同士の戦争もありましたしね。確かに方言も違えば食べ物の傾向も違うようです。岩手でいえば、南部藩と伊達藩のように。幕藩体制時代からの文化は,地方ほど今もって名残があるものです。

講演案内(PDFダウンロード)

重度障害者・児の「できる!」を支援する

この 10 年で、私たちが手軽に使える ICT(機器・ソフト)に大きな変化がありました。スマホ・タブレットや小型 PC の端末の進化は当然ながら、センサースイッチや視線入力装置などの入力機器の進化も見逃せません。さらには、ネット環境があたり前になったことにあわせて、無料のソフトウェア(デジタル教材を含む)もたくさん公開されるようになりました。

他方、随意的に動かせる部位が少なく、学習が受け身になりやすい重度重複障害を有する子どもたちにとって、「視線入力」は、そのポテンシャルの高さは理解されつつも、機器が高額であったり、使用方法が難しいなどの点からあまり導入が進んできませんでした。しかし、この数年で安価な装置も出回り始め、特にコミュニケーションや教育支援において大きな成果が認められるようになっています。そこでこの分野において第一人者である伊藤先生をお招きして、研修会を開催することとなりました。スイッチや視線入力を活用した学習・コミュニケーション手法について学ぶ良い機会です。多くの方々の参加をお待ちしております。

講師:伊藤 史人 氏(島根大学総合理工学研究科機械・電気電子工学領域 助教)
研究テーマ:重度障がい者の「生きたい」につながる研究・重度障がい者向け視線入力訓練ソフト〈EyeMot〉開発者●日時

日時:平成 30 年 6 月 8 日(金) 15:00~16:30 *14:30~ 受け付け
会場:青森県立浪岡養護学校 会議室

<事前申し込みが必要です>
所属・職・氏名を記入して E-mail または Faxで5月31日までにお申し込みください。
E-mail: sato-chikako@m02.asn.ed.jp
Fax: 0172-62-1506

*お問い合わせ
Tel: 0172-62-6000
E-mail: sato-chikako@m02.asn.ed.jp

青森県立浪岡養護学校
〒038-1331
青森市浪岡大字女鹿沢字平野 215-6
http://www.namioka-shien.asn.ed.jp/


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