すべては「美」に通ず。
六本木ヒルズにあるGoogle東京での研修が終わったあとの一コマ。 一緒に参加した織田夫妻と,広角レンズでスリム化したワタクシ(左隅)。 5月28日に敢行した「WheeLog!アプリリリースイベント」。 会場は,六本木ヒルズのハリウッド美容専門学校の巨大なホールでした。 織田友理子さんのツテで借りられた会場。 これ以上ないリッチでノリノリの会場で,アプリの船出に華を添えてくれました。...
View Article和室でふたりきり
出雲国松江から武蔵国松江へ。 お言葉に甘えて,出雲国大学の♂学生と和室でお泊り。 だって,以前訪問した際に「いつでも泊まりにおいで」と聞いたから。 私に冗談は通じませんよ。
View Article日本ALS協会助成金で実施した視線入力に関する報告書
地方大学の最下層の教員ではありますが,ありがたいことに各種助成金等をいただいて調査および研究活動を実施しております。 大学から支給される研究費は,3~4回ほど東京出張したら底を付いてしまうほどのものです。 そのため,それ以外の資金はせっせと調達してこないといけません。...
View Articleペイ・フォワード:「公開」と「非公開」の渚
「この模様をブログに掲載してもいいですか?」 私が障害のある方のお宅や病院を訪問するとき,たいてい言うセリフです。 なぜなら,多くの人に当人の困難な状況を知ってもらうことは,巡り巡ってかならず当人にメリットがあると確信しているからです。 私の研究のミッションは,「テクノロジーを少し使って社会をよくする!」こと。...
View Articleペイ・フォワード2:参加対象はできるだけ広く!
「対象者は一般の方も含まれますか?」 これは,講演を依頼されたときに,担当者とやり取りする最初の内容です。 ある組織内での講演の場合,定例の研修など,義務的なものであることが少なくありません。 そういった場合,総じて聴講者の参加に対するモチベーションは低いものです。 その上,「タダでも可能でしょうか?」というのではさすがにキレます。...
View Article(募集中)第10回 重度障害者のコミュニケーション支援のためのワークショップ ▽視線入力体験会(盛岡場所)▽
第10回は岩手県盛岡市での開催! 岩手県難病団体連絡協議会との共催になります。 本ワークショップは、発話や書字によるコミュニケーションが難しい方の支援を目的としています。 今回は、ローコストの視線入力を使った方法を体験してもらい、実際の現場での使用を想定してレクチャーすることとなりました。 その他、最新のシステムやスイッチなども体験可能です。 【体験できるシステム等】...
View Article(募集中)第44回マジカルトイボックスにて女子高生と講演
74歳の女子高生である板倉ミサヲさんと,知る人ぞ知るマジカルトイボックスにて講演をします。 おそらくは,その場の雰囲気でのお話になるでしょうけど,もう何度もこうしてやってきましたので大丈夫でしょう。 ミサヲさんは本番に強いのです! まだまだ残席があります。 お申込みのほど,よろしくお願いいたします。 申し込みサイト こちらは,ミサヲさんのドキュメンタリー。 ぜひご覧ください。
View Article☆保存版☆「はげみ」6/7月号の特集『視線入力でらくらくコミュニケーション』
満を持して発売された 障害児・者を育てるみなさんの情報誌 「はげみ」。 私は今回はじめて知ったのですけども。 この雑誌の6/7月号は絶対保存版です。 なぜなら,特集『視線入力でらくらくコミュニケーション』があるからです。 これだけ視線入力に特化した内容となっているのは,日本では初めてに違いありません。 私は解説1を担当しており,事例8ではSMA1型当事者の田中あかりさんが執筆。...
View ArticleDonTac2017参加速報
始発の特急やくもに揺られて桃太郎の里に出て,山陽新幹線で小倉へ。 そう,DonTac2017 へ参加するためです。 DonTac は,ICTを使った特別支援教育やコミュニケーション手法を扱うイベント。 私は,いくつかの視線入力ソフトとワンスイッチゲームを展示してきました。 主に支援学校教諭のグループが主催しており,参加者の中には私のような大学教員もいますし,コメディカルもチラホラ。...
View Article薩摩国で難病SMA患者会が主催するイベントがあります
PDFダウンロード ここ数年お手伝いさせてもらっているSMA家族の会のイベント。 今年度は薩摩国! いろいろ思い出深い場所なのでうれしいですね。 私をアサインしてくれた現地のご家族のみなさま,ありがとうございます! 先日(2017年6月17日)に行われたDonTac2017 では,SMA1型の男の子に視線入力を体験してもらい,短時間でも訓練効果が確認できました。...
View Article4歳にしてブルースクリーンの洗礼
ちょこちょこと仕事の合間を縫ってムスメらとゲーセンに。 アイカツ!のICカードデータの確認マシンを前にして立ちすくむムスメ初号。 公共の場で見るブルースクリーンは不思議と憎たらしさは微塵も感じません。 妙にその状況に出くわした希少性に興奮を感じざるを得ません。 現場担当者はきっとあたふたなのでしょうが,客の私はその行く末を対岸火事のように眺めることができるのです。...
View Article絵はともかく最高のマンガ「宮沢賢治の食卓」!
宮沢賢治の地元花巻で買った「宮沢賢治の食卓」なるマンガ。 絵の雰囲気からしてあまり期待せずに読みはじめたのですが,意外にも最高の内容でした。 私のようにちょっとしたコアな賢治ファンなら知ってます。 その人柄といえば,いたずらが大好きで,おちゃめな面が相当にあったということを。 あの有名なクールに立つ写真は,じつはベートーベンをマネてお遊びで撮ったもの。...
View Article視線入力訓練ソフトEyeMoT リファインプロジェクト始動!
曇天の牡蠣の国にて EyeMoTリファインについての打ち合わせ。 たまたま同じ会社で活躍している出雲国大学出身のEyeMoTプログラマのふたり。 このブログを見ている方の中には,きっと会ったことのある方もいるでしょう。 (左:EyeMoT 2DのYOKOTAくん・右:EyeMoT 3DのKANEKOくん) 試作版だった視線入力訓練ソフトEyeMoT...
View Articleバニラエア奄美便での車いすユーザー這い登り事件
これ,あまりにも気分の悪い記事なので,一言。 私自身,バリアフリーマップアプリの開発をしていますしね。 バニラ・エアが謝罪 車いす客に自力でタラップはい上がらせる(ハフィントンポスト・2017年6月28日) ずばり言えば,ひどく悪意に満ちており,どうしようもなくアホな記事です。...
View Article日本ALS協会出雲国支部の総会(出雲保健所)
ちょうど去年の今頃,日本ALS協会島根県支部総会では,エラそうに講演をさせてもらいました。 もう一年になるのですね。 日本ALS協会出雲国支部総会にて。(2016年7月5日) この時は松江市内での開催でしたが,今年は出雲市内。 そうなんです,「出雲市」という市があるのです! 知っていました?? さて,今年の総会での講演は,MORIWAKI氏。 去年末,こんなエロいことを一緒にやった同士です。...
View Articleからあげ専門点の「Menu」に騙されました
自宅のすぐ目の前に,いつの間にか開店していたからあげ専門店。 店頭でメニューに迷うのは,ちょっと避けたいところ。 できれば,スパッとメニューを告げてスマートにからあげを入手したいものです。 スマホでお店のサイトで,メニューとカロリーを確認しようとしました。 おお,これはウマそうだ! さて,どんなフレーバーがあるのかなと,元気よく「Menu」をタップ! が~ん。 おいおい,違うだろ〜。...
View Articleいよいよ、「隠岐の島」のコミュニケーション支援を開始します
出雲国に移住して4年目。 職場の出雲国大学から測ると直線距離でたった80km弱(隠岐の島)の群島,隠岐諸島。 島が大好きの私。 早く行ってみたいと思いつつ未だ未踏の地となっていました。 3年前,隠岐の島にある隠岐保健所に「重度障害者のコミュニケーション支援の現状を教えてください」といきなりメールしたことがありましたが,その際はロクに返事ももらえずじまいでした。...
View Article支援学校の授業風景を変えつつある視線入力
福岡の福島さん。 くくりだすと,福(岡の島)さん。 勤務されている支援学校にて,出雲国大学謹製の EyeMoT シリーズを実によく使ってくれています。 きちんと授業で活用しており,さらには動画を公開しています。 個人情報を盾に,情報を共有したがらない業界において,福島さんのようにどんどん動画を共有していくというのはほんとうに頭が下がります。...
View Article福祉工学分野にもVRの荒波がやってくる
「福祉工学」の分野というのは,実体があるようで無いような,いや現場主義であるべきなので無いはずは無いのだけど,学問としてはほぼ無いに等しいような極めてあやふやな存在のように思わないでも無いです。 応用の極みである以上,それ自体単体で存在することはほぼ不可能であり,電子工学・情報工学・ロボット工学や画像工学などのバックボーンがあって初めて成り立つ分野です。...
View Article「ココロの電話」でいつでも相談にのります。
度々,重度障害の家族や友人を持つ方から,コミュニケーション支援技術に関するメールや電話をいただきます。 おそらく,重度障害者の支援活動をしている人は分野を問わずそうでしょう。 役所の担当窓口に行っても疑問が増すばかりですし,身近に聞ける人もいないからだと思います。 メールや電話で相談される方もいろいろ手を尽くしているはずで,だからこそ会ったこともない私にも連絡をするわけです。...
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