74歳の高校生に!
岩手は滝沢市の障害者施設に住む74歳の板倉ミサヲさん。 いよいよ中学校を卒業します! 幼少期が戦時中だったため十分な医療が受けられずに小児まひに。 四肢不自由の重度障害者として生き抜いてきました。 就学免除で公的教育は受けられなかったのですが,3年前,岩手の難病連絡会の尽力もあり中学校に飛び級入学。 入学の前年,岩手の難病連の主催する北海道旅行がありました。 私は介助者としてミサヲさんと参加。...
View Article気持ち悪いけど、好きです。
中央線や山手線のドア窓に貼ってる広告に,みすず学苑の怪しいアレをよく見かけます。 見れば見るほど気持ち悪いですね。 昔から共通しているのはヤマトタケルなどの古代人。 普通に考えたら,こんなデザインは会議で却下でしょうし,学生がこれを見て行きたくなるようにも思えません。 それでも,この怪しい雰囲気をブレずに醸し出し続けるみすず学苑。 タダモノではないと薄々気づいていましたが。...
View ArticleOriHime サテライトラボにて
久しぶりに訪問したALS患者Fさん宅。 Fさん,手術直後ですがお元気そうで何よりでした。 呼吸器つけていても,カレーが食べたければタイに行き,この前はスイス経由でドイツにも。 もともと世界を飛び回っていた方ですからね。 それは患者になっても変わりません。 普通の人の何倍もの病気を経験して手術して,それでも旅行を楽しんでいます。...
View Article番田メソッドをスマホ対応化
3年ちょっと前,番田くんはまだ子ども病院にいました。 四十四田ダムのほとりの静かな病院です。 窓際に佇んでいた姿が印象的でした。 その時に比べると,彼を取り巻く環境は大きく変わったように思います。 パソコンと医療的ケアの環境以外は。。。 3年ちょっと前の番田くん。 なんか若い。 番田くん。FBもペンマウスでスイスイ操作です。ソフトキーボード使ってますね。 Posted by 伊藤 ふみひと on...
View Articleランチにはランチを。
私の持ちコマはランチタイム。 いわゆるランチョン(Luncheon)セミナー。 どうも律儀な日本人にはしっくり来ない形式です。 私は律儀ではないので別にいいのですが,でもやっぱりモグモグしている人の前で話すのは照準が定めにくいですね。 目には目を,歯には歯を。 ランチにはランチを。 私も食べながらやりましょう。
View Article重度障害者支援のための視線入力ワークショップ
小さなワークショップを開催します。 miyasuku EyeCon の中島社長を迎えての実践的なワークショップです。 視線入力装置&ディスプレイの設置から体験します。 対象:介護スタッフ・コメディカル・支援学校教員・患者家族 など 内容:ローコスト視線入力装置を使ったコミュニケーション支援全般について [プログラム] 1.ローコスト視線入力装置とは? 2.今すぐ使えるソフトウェア...
View Article薩摩のせんだいのひなさんに会いに行く。
ちょうど一週間前,せんだいはせんだいでも薩摩のせんだい,薩摩川内へ。 天下の美少女ひなさんを訪ねました。 鹿児島市内ではお会いしたことがありましたが,自宅へ行くのははじめて。 スカイプ越しで全国津々浦々での講演のお手伝いをしてもらっていました。 そんなこともあり,ご自宅訪問は感慨深いものがありました。 到着後はさっそく視線入力訓練ソフトEyeMoTを試用。 視線入力の状況を確認するためです。...
View Article九州縦断発熱旅行
2月20日午後,九州地区特別支援学校e-AT研究会(九州e-AT研 in うれしの)にお招きいただき,研究成果物の展示などを行ってきました。 前日に長崎&佐賀県入りしての参加。 佐世保の佐世保バーガーはもちろん堪能し,ハウステンボスにも足を伸ばしました。 いやー,ハウステンボスの入場料は,私のような最下層教員にはややお高い(T_T)...
View Article佐世保基地
この日本において,福祉用フリーソフトウェアの最前線基地は,佐世保市の吉村隆樹さん宅でしょう。 歴史・量・質・愛情ともに最高クラスです。 そんな佐世保基地司令の吉村さんにごあいさつに伺いました。 図らずもムスメらにたくさんお土産など用意していただきました。 この場を借りて感謝申し上げますm(__)m 吉村さんのご著書:パソコンがかなえてくれた夢-障害者プログラマーとして生きる...
View Articleいつも雪
ここの施設に行くときはいつも雪です。 今年はじめて知った施設。 3回連続の雪でした。 コインゲームでスイッチ練習。 「名前を入れてみてください」はやらないようにしています。
View ArticleEyeMoT最終調整中
視線入力訓練ソフト「EyeMoT」公開版の完成も近いです。 新ゲームを携えて養護学校へ。 ご協力,いつもありがとうございます。 やっぱり,子どもは理解が早いです。 何の説明もなくてもスイスイと新しいゲームこなしていきます。 視線入力自体の上達も大人とは比較できないほど。 子どもらの脳の可塑性はすばらしいですね。 可能性を狭めているのはいつも大人です。
View Articleあかりさん、近江国→甲子園→出雲国
近江国在住,視線入力のトップランナーの田中あかりさん(女子高生)。 3月7日に出雲国で行われる「視線入力ワークショップ」にリアル参加することになりました! なんでも,甲子園で観戦してからの出雲国入りだそう。 これは相当に熱いワークショップになりそうです。 現在,特別支援学校の先生や病院の作業療法士を中心に20名ほどが参加表明。...
View Article無事終了!「第1回視線入力ワークショップ」
無事,視線入力ワークショップが終了しました。 なんと,滋賀県から田中あかりさんご一家も参加され,会場は大変な熱気となりました。 参加者の半分は支援学校教員なので,女子高生のあかりさんの参加はよい機会になったはずです。 すっかり視線入力ソフト会社になった株式会社ユニコーン。 社長の中島さんも熱心にソフトを紹介。 実際にリクライニングベッドを使っての視線入力体験は珍しいかもしれません。...
View ArticleEyeMoT公開版の新聞記事
視線入力訓練ソフト「EyeMoT」(アイモット)が無事公開されました。 それに合わせて,山陰中央新報(3月10日付)にそれに関する記事を掲載していただきました。 写真中,車いすに乗っている少年は筋ジストロフィーの患者さん。 養護学校での試用実験の模様です。 このような機会を積み重ねて改良してきました。 もちろん,ダウンロードして試用してくれた方々の意見もたくさん取り込んでいます。...
View Article呼吸器の大学生
昨日江戸入り。 エンジン籠での箱根の山越えは年末の帰省以来。 東日本大震災からちょうど5年の今日,慶応ボーイ大学日吉キャンパスで行われている情報処理学会全国大会へ。 いくつか聴講したい発表がありましたし,毎年行っている研究会ですからね。 今回一番印象に残ったのは,はこだて未来大学の「車椅子走行ログを用いた車椅子利用者向けルート作成システムの構築」。 発表者はNPPVを装着した学生だったからです。...
View Articleムスメらを3Dデータ化
doob 3D http://jp.doob-3d.com/doob-world/mydoob/ 来年度からは単身赴任。 ぜったい撮っておきたかったのがムスメら3Dデータ。 iPad や安い機器で3Dデータ撮影ができますが,doob の撮影機器は0.01秒の高速撮影が可能です。 じっとしていられないムスメ2号にはこれしかありません。...
View Articleランチにはランチで応酬
緑多き丘陵地帯にある中山福祉機器センターで行われた 難病コミュニケーション講座@横浜 へ。 横浜のほとんどは山ということを再認識。 私の担当はランチセッション。 目には目を,歯には歯を,ランチにはランチを。 私もお弁当をいただきながらお話しました。 お話の途中,ALS協会理事のダンディー岡部さんから小籠包の差し入れ。 もちろんそれもいただき,すっかり満腹なランチセッションとなりました。...
View Articleゲーマー中学生(73)、卒業。
あれから3年、今73歳になった女子中学生が卒業です。 入学の前年,施設での生活を楽しんでもらおうと当時最新だった iPad3(3G版) を購入。 施設にはWi-Fiなど当然なかったので高額でしたが3G版を。 私名義で。。。 幸いにも,次の年には中学生に化けたので自炊デジタル教科書として使ってもらうことになりました。...
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