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Channel: ポランの広場|福祉情報工学と市民活動
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おっさん大集合!最初で最後の「一関場所」

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これだけの講師陣が,南部伊達一関という小都市に集まることは,もう無いと言っていいでしょう。あくまでも,重度障害者のコミュニケーション支援分野というククリではありますが。

チラシ

申込みはメールかFAXで受け付けております。まだまだ席には余裕がありますので,この機会にぜひお申し込みください!

今回のセミナーは,視線入力ネタが多いのが特徴です。そして,東北各地で実践をしている教諭による発表が多いのも特筆すべきでしょう。みなさん,子どもの可能性を信じて,お金も設備も学校内の理解も無い中,自費もいとわず実践を進めてきた方ばかりです。

また,システム開発会社の方からSMA当事者の少年まで多様な講師が参加されます。しかも手弁当で!

特別支援教育や重度障害児の支援に関わっている方は,今回来ないと後悔すること間違いなし。参加費もタダですしね。

会場を提供してくださった岩手県立清明支援学校には,
この場を借りて感謝申し上げますm(_ _)m

講演(実践報告など)

  • 伊藤史人(島根大学 ) テクノロジーを活用したコミュニケーション支援 ~視線入力を中心として~
  • 林崎利男(青森県立浪岡養護学校) 視線入力の教育現場導入のあらまし
  • 中島勝幸(ユニコーン社) 視線入力の導入と活用現場の紹介
  • 高橋正義(秋田県立能代支援学校) 脳性まひのある児童に対する視線入力装置を利用した取組 ~視線入力トレーニング 平仮名の入力まで~
  • 引地晶久(西部島根医療福祉センター) 視線入力で重症心身障害児の「できる」「わかる」を見つけよう!*ネット中継
  • 柳沼佑介(神奈川県立中原養護学校) 視線入力装置を活用した実践把握とコミュニケーション ~Eye MoTの活用を中心に~
  • 菊池直実(岩手県立晴明支援学校) 未定
  • 常田剛生(オリィ研究所) 分身ロボットOriHimeの活用事例
  • 板倉ミサヲ(77歳・元岩手県立盛岡となん支援学校) ここが変だったよ!わたしの支援学校生活
  • 原田稜大(SMA当事者) 視線とスイッチによるMMD創作事例

相談コーナー

  • (上記講師に加えて以下の方)
  • 千葉悦弥(一関高専)
  • 竹島久志(仙台高専)
要項
申し込み用紙

死ななきゃこの予定【2019年6~8月】*20190604版

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情報共有のため予定を書いておきます(大学事務の人が見ている)。
一部,実施が決まっていないものもありますが,主な予定はおおむねこんな感じです。

ドズル校長にプロポーズされた士官学校学生ゼナ(ガンダムORIGINより)

【急募】視線入力&ICT活用セミナー in さくら会研修センター(2019年6月22日)

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チラシ

緊急セミナーです! お近くの方はぜひお越しください。

会場に制限がありますので,早めに募集を停止する可能性が高いです。そのため,ドタキャンは固くお断りしますm(_ _)m

今回の講師のひとりである小学1年生の結莉奈(ゆりな)さんは,呼吸器を付けたスーパー少女!すでに小学校1年生の算数を終えています。子どもの可能性は無限大と思えてなりません。

【お申し込み・お問い合わせ】
メールにて,伊藤まで(島根大学・さくら会)お送りください。

宛先:ito@poran.net
件名:さくら会セミナー2019年6月
本文:(以下の内容を明記してください)
氏名/所属/職種/講師への質問(任意)

日  時  2019年6月22日(日)17:30~20:00ころ
場  所  NPO法人さくら会 研修センター
    東京都中野区中央2-31-5 ケヤキビル中野坂上101
内  容   講演(視線入力環境の導入方法・事例紹介等)・体験会・質疑応答
定  員  20名
参加費   無料

講 師
伊藤 史人(43歳) 島根大学総合理工学研究科 助教
視線入力訓練ソフトEyeMoTシリーズ,振動フィードバックシステム開発者。バリアフリーマップアプリWheeLog!技術責任者。2017年日本賞クリエイティブ・フロンティア部門最優秀賞、2018年島根大学研究表彰および優良教育実践表彰を受賞。

古川 結莉奈(6歳) 小学1年生
先天性ミオパチー。筋肉の病気で座位を保つことができず人工呼吸器を利用。特技はピアノ。好きなことは歌うこと、お魚を見ること。1年程前からタブレット端末を活用。指伝話やドロップトークを使用しての会話や、スマートリモコンを通じてのエアコンなどの家電操作、LINE、写真撮影や絵日記を書くなど、楽しみながら「できる」ことを増やしている。

特別支援教育イベントツーデイズ(2019年6月15-16日)

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明日の2019年6月15日,DonTac2019という特別支援教育の教諭らが企画しているイベントに参加します。 九州は北九州の戸畑での開催。

かれこれ3年連続の参加!

DonTac2019チラシ(表)
DonTac2019チラシ(裏)

本日(6月14日)現在,私の担当分(A-2)でも若干の空きがあるようです。せっかく北九州行くので,満員御礼で開催したいものです。

DonTac2019 の翌日は尾張は東海にて,これまた特別支援教育関連のイベント「 東海特別支援教育カンファレンス2019」です。「東海」となっているけど「山陰」の私が行っていいのかなあと思いつつ。

東海特別支援教育カンファレンス2019のチラシ
スケジュール

私のコマは午後の一番最後なので,みなさん帰ってしまっていないか心配です。ガラガラの中でお話するのはイヤだなあ。

もし,興味のある方がいましたら,ぜひ現地でお会いしましょう!

聞きどころ一覧(抜粋)

ちなみに,九州と尾張ではほぼ同じことを話します。

サギですね。

こら、岩手日報千葉さん。妙な文脈で切り取るな!

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去る6月9日の日曜日,岩手県一関市の清明支援学校で行った重度障害者のコミュニケーション支援セミナーで,岩手日報の千葉氏から取材を受けました。

さらに,電話でも追加取材。

岩手日報2019年6月16日付け「風土計」

その結果のこの記事

まさか,こんなおかしな文脈で切り取られるとは。びっくりですね。いい眠気覚ましになりました。

電話取材では「知的障害があっても,視線入力は活用できる」ということを伝えていたのにな。残念ですよ,千葉さん。

私の講演を聞いた人はわかると思いますが,ほとんどもう真逆の文脈といっていいくらいです。なぜなら,講演では常にこう言っているからです。

「どんな重度の障害があっても,過小評価せずに接し続けることが大事」と。

同じ「千葉」でも,フリーディレクターの千葉氏はこのように私の主張を切り取っています。

もちろん,私の本意はこちら。

フリーディレクター千葉氏のFB投稿記事

まあ,他県の人にとっては「岩手日報ってなに?」でしょうけど,岩手県民にとってはメジャーなメディア。

どうしてくれるんだニッポー千葉氏!

私って,ニッポー千葉の言うような文脈で話してますかね?

「違う!」と思ってくれる方は抗議メール等をお願いいたします。

ご意見はこちら
新聞紙面

視線入力訓練アプリ EyeMoT 3D のNEWゲーム!「ブロック崩し」

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どう見てもブロック崩し

EyeMoT 3D ファミリーに新しく「ブロック崩し」を追加する予定です。今回,試作の試作としてα版「ブロック崩し」を公開いたしました。ぜひ,遊んでみてください。

直感的に操作できるようになっています。他のEyeMoT 3D シリーズをお使いになったことのある人なら問題なく使えると思います。

ダウンロード

タイトル

ゲーム性としては,ひたすらブロックを崩して,ステージをクリアする毎にボールのスピードが速くなる点のみ!とても単純なルールです。

ひろい!
せまい!

ぜひ,ダウンロードしてみてください。プログラマは新4年生の岩崎くん。がんばりました。

重度障害者はエスパー?

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サヴァン症候群とされるStefanさんのペン画

けっしてオカルトの話をしようというのではありません。

体の自由が奪われた重度身体障害者の中には,ずいぶん特別な能力を持っているな,と思うことが度々あるのです。

たとえば,全盲の視覚障害者が,都内の電車を乗り継いで毎日出勤する姿は珍しいものではありませんが,晴眼者にとってはほとんどエスパーに近い能力といえます。

全盲であっても,移動に熟達した方であれば,まるでコウモリのように音波を巧みに活用してその「場」を理解します。まわりで発せらる音をはじめ,反響音や共鳴音なども手がかりにして,現在位置を捕捉して長距離移動をするのです。

点字を読み取る能力もすごいもの。点字など,晴眼者にはタダのブツブツとして認識できず,ほとんどマネのできない芸当です。

肢体不自由の方の中には,高度に思考能力を向上させた人もいます。

故ホーキング博士は,全身が動かないばかりに,アインシュタインに勝るとも劣らない思考実験家となりました。こちらの記事では,以下のように説明しています。

理論物理学者の多くにとって、紙と鉛筆は科学を探求するうえで究極のツールと言える。手の自由を失うことは、能力を失うに等しい。だがホーキングは、その繊細な運動能力が失われたとき、揺るがない落ち着きをもって適応していた。
彼は複雑な演算や長い数式に関する優れた記憶力を発揮し、まるでモーツアルトが交響曲を頭のなかで作曲していたように、頭のなかで宇宙を“観測”していたのだ。そして、それを強みへと変えていった。
当然のことながら、アルバート・アインシュタインは相対性理論の基礎の大部分を、独創的な思考実験の末につくり上げた。そうした思考実験を、ホーキング博士はまったく新しいレヴェルにまで引き上げたのだ。

「手の自由を失って数式を書けなくなるにつれて、彼は幾何学的かつ形態的なイメージを頭のなかに描き出す能力を歴史上の誰よりも発達させ、問題解決できる力を身につけたのです」と、ホーキングの長年の協力者で友人であったキップ・ソーンは語る。「それによって彼は、ほかの誰も見ることができないものを見られるようになりました。それは、彼の多くの発見の礎となっています」

「車いすの天才」の人生は、聡明さと茶目っ気に満ちていた ──『WIRED』が見た人間・ホーキング博士

われわれ人間には,失われた機能を補完しようとする能力が備わっていますが,一部の人々においては,補完した能力が天井を突き抜けて,恐ろしいくらいに高度な領域に達することもあるのです。

「普通の障害者」の中でも,棒一本でPCを巧みに使いこなす人,車いすを大道芸人ばりに乗りこなす人もいますし,普通の聴覚障害者の中には読唇術といって,口の動きや形で発話を理解する人々も少なくありません。

意識的なのか無意識的なのか,努力によりその能力を開花させることもあれば,脳がそのように振る舞うこともあるようです。サヴァン症候群はその一例で,常人にはマネのしようもない記憶力などを発揮することがあります。

当たり前ですが,いわゆる健康な状態にあるほうが実社会で生きていくには好都合です。しかし,人間は多様性を許容し維持することで進化・発展してきた生物。ですから,何らかの能力が失われてしまっても,社会扶助のもと代替能力を活用してきちんと生きていけます。それが,人間を地球最強の生物とした理由でしょう。

翻って,私たちの街にも多くいる重度障害者について考えてみます。

肢体不自由に加えて発話障害などがあると,積極的なコミュニケーションが極めて取りにくい状態になります。他人からの熱心なコンタクトがないと,ごく単純な意思の表出さえも困難だからです。

この場合,障害当事者からすると,必然的に周りの状況を常に注意深く観察し続けなければならない状況が生まれます。そして,意思表出ができない分,他者の感情をより深く観察するようになるのは想像に難くありません。

他者の表情や顔色,服装や雰囲気,はたまたその日の匂いまでも,健常者が感じられないレベルにまで読み取る能力が高められていても不思議ではありません。

それが極限まで高められると,まるでエスパーとして言いようのない能力を発揮する人々がいるのです。事実,そのような人々を私は知っています。

ただし,現在のテクノロジーでは解明できないこともあるので,そのような特殊能力はオカルトとして一括りにされてしまいがちです。でも,将来はどうなるかわかりません。

私は,重度障害者の中にエスパーのような第六感を持っている事実が,そう遠くない将来,客観的に証明される日が到来するのではないかと密かに思っているのです。

【終戦】岩手日報201906「風土計」戦線

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泣きわめくわが子を前にしても、なぜ泣いているのか分からない。親のもどかしさは、いかばかりだろう。一関市で先日あった重度障害者の支援セミナーを取材して、そんなことを思った
▼その解決策として紹介された新ツールが視線入力装置。画面に表示された文字を見ることで、その文字を入力できる。「あ、た、ま、い、た、い」。文字をつなぐと、その人の意思をくみ取れる
▼文字や言葉も分からない障害者もコミュニケーションできるのか。講師を務めた伊藤史人・島根大助教の答えは「重い知的障害の場合は無理です」。ハイテク機器をもってしても、越えられない壁はある
▼身内にも重度障害者がいる。今春、特別支援学校中学部に進んだ。喜怒哀楽を表すのがやっと。腹に開けた管から栄養を取って毎日を送る
▼一生かかっても「お母さん」と呼ばれる日は訪れないだろう-と分かった瞬間の母親の絶望は筆舌に尽くし難い。それでも、とうに覚悟を決めた母親から一度も泣き言を聞いた記憶がない。「障害児は育てられる親を選んで生まれてくる」。この言葉は本当なのかもしれない
▼サリバン先生の熱意が結実し、ヘレン・ケラーは「ウオーター」と叫んだ。そんな奇跡は起きないのだろうか。ある日、突然「お母さん」と。それがかなわぬなら、せめて泣き顔の理由だけでも。

岩手日報「風土計」2019年6月16日

この岩手日報「風土計」の2019年6月16日の宣戦布告記事をめぐって一悶着ありました。記事の内容が確かにおかしいのです。私が言ったとされるコメントは,明らかにたちの悪い意図的な切り取りが行われていたからです。

所属を明記した名指しでしたから,その衝撃はなかなかのものでした。

私は見かけ上怒ってはいますが,日本には「表現の自由」がありますから,事実と違うことのみを指摘させてもらいました。記者の見識については取り立てて気にしてはいません。

しかし,障害当事者の家族や近い方たちの怒りは凄まじいいものでした。以下に,特に熱いメッセージを転載します。

岩手日報様
我が家には重度の重複障害児がいます。
喜怒哀楽も示せず、やっぱり、「お母さん」と呼ばないかも、と思っていますが、その代わり、このように思っています。
「お母さん」なんて言葉はすっ飛ばして、いつかこんなことを伝えるだろうって。
「ちょっと世界旅行の計画をたてているんだ、ママ、手続きしてくれる?」。または、「鳥の勉強を、しようと思う。大学にいこうかな」って。
そんな、明るい未来を、リアルに描くことができるようになったのも、ひとえに、伊藤 史人 氏のご講演を聞いたからです。どうぞ、事実と正反対とも取れる文章で、この、実際には希望があふれ始めた世界を、世の中に間違ってお伝えになりませんように。まだ悩み、迷っている当事者の方々を、あえて従来通りの「悲しみに満ちた世界」に、お閉じ込めになりませんように。
当事者の方々も、どうか、このような記事を、真に受けませんように。
重度障害児者の未来は、これまでより、確実に、明るくなっています。
伊藤先生を筆頭に、多くの、支援してくださる方々のおかげです。

高取 れお奈 さん(保護者)

表現は言葉だけではない。
意思疏通もしかり。
この方は、言語化に重きを置いているのでしょう。
それでは、身内の方の気持ちは理解できないと思います。言葉でなくても、感じる事は何かしらあるのです。

—–

当事者の母は、泣き言を言うことより、先にやんなきゃいけないことが山積みなんです☝
「育てられる親を選んで産まれる」って言う人は、「私には無理」って言っているようなもの。

でも、この記事の中に書いてある、サリバン先生のような教師が少ないのは、事実なんだよね😢

Shinobu Seki Takeda さん(保護者)

えっと・・・。誤解を恐れずにここに書かせていただくと、この取材をされた方が、「障害」、特に「知的障害」に対して偏見をお持ちなのではないかな・・・と思います。
私は、「障害児は育てられる親を選んで産まれてくる」という言葉を、何も知らない第三者からは言われたくありません。あなたに何がわかるの?と返したくなる・・・・。
残念です、悲しくなります。
伊藤先生が、重度の肢体不自由の方へのコミュニケーション支援からさらに一歩進んで、重度重複障害の方への支援に足を踏み入れていることを嬉しく思っているところに、この記事は、ないですよねぇ・・・・。

佐々 百合子  さん(元保護者)

色々なメディアありますが、仮にも新聞なら正しいニュアンス伝えて欲しいですね。
先入観と特定の方への思い入れのみで書かれているかと。
多くの親が希望を持って聞いた、会場の雰囲気がまるで取り上げられていないのは「伝える」仕事をする人間として未熟だと思います。
自分も小さいコミュニティとはいえ情報を「伝える」立場にありますので、独りよがりにならないように気をつけたいと思いました。訂正と謝罪が欲しいレベルです。

吉田 桂子  さん(保護者)

言いません。絶対。伊藤先生は無理だなんて言いません‼言ってません‼どうしてそうなったのか、聞き間違いとも思えず、何か外力があるのか❓と勘ぐりたくなります。
どんな時も子供達に寄り添い、その利益のためには自分が盾になり、学校に改善を求める為に一人で悪者になって戦ってくださってます‼
もし出来ないならわざわざ講演会やセミナーを自腹切ってまで全国でやったりしません。
あんなにみんなが楽しそうに、体験会をしていたのに何を見て、感じていたのか、何を聞いていたのか、全くもって理解できません。
あのキラキラした素晴らしい時間を侮辱された気がして許せません。

—–

長文にて失礼します。
私も抗議文を送付した後お昼過ぎに、謝罪と回答として電話いただきました。直実先生のおっしゃっていた通りで、伊藤先生に取材した話の受け取り方が、真意とは別のものになっていたと理解しました。
身内の子が重度の知的障害があることで、他の人より理解があると自負していた部分がある意味、良くない方向への理解となったようでした。
残念ながら障害児・者に対する意識や、理解は本人が思ったほど深く無かったようです。コミュニケーションについても、どうしても発語や識字へのこだわりが強いようで、それ以外でもコミュニケーションは取れるというような事さえご存じない様でした。言葉や識字にこだわった方法以外も沢山の方法がある事、それぞれのレベルにあった方法を取る事が最善である事も理解されていない様でした。
記者ですから当然なのかも知れませんが、言語や発語という、健常者向けのコミュニケーションが当たり前という見識だった様です。
当日我が息子が視線入力を巧みに操り、言語を使ってコミュニケーションを取っている姿を見て、訓練さえすれば同じ事が誰でも出来るようになるのか❓と伊藤先生に質問した様です。会場では息子の場合は特殊な例だとちゃんと説明したはずなんですが。
そこをゴール(目標)にするのはさすがに厳しいし無理だと言う言葉が、「重度の知的障害には無理」と、かなり説明を省略した形で書かれたようです。話した限りの感じでは、本人に悪意は無かったとは思いますが、新聞という不特定多数が読む、書いてある事は真実であると思われるであろう媒体で、いくら少ない文字数でまとめるとしても、個人の意見を書くコラムだとしても、他人の名前を出して書くなら誤解のない様に書き込む事が仕事ではないか?いくらなんでも端折りすぎで、これでは意味が変わってしまうし、誤解を生み、抗議が出るのは至極当たり前で、配慮が足りなかった旨伝えました。
言った言わないの水掛け論ではなく、言葉の真意が伝わってなかったのです。言葉で「無理」と書ききってしまうと永遠に出来ないという印象が強くなると思います。
文字を書き連ねるという事は、書き手の真意がきちんと伝わらなくてはならないと改めて思いました。そして、現場で視線入力を実践して見せる事は絶対にいい事だと信じていましたが、そこ(文字入力)に固執して、そこをゴールと見据えてしまう方がいる事、そしてそのゴールに届かないと感じた時に敗北感や劣等感、落ち込みまでも生んでしまうということも今回の一件で感じました。
希望が一転して闇黒へ落ちてしまう位なら、現場で実践して見せる事は悪になるのではないか?とさえ思いました。
訂正したコラムが今度こそ正しい情報と認識、理解で書かれ、不特定多数の人に誤解を生むような文章にならない事を祈りたいと思います。

原田 美代子 さん(保護者)

「・・・無理です」という言葉は伊藤さんから聞いたことがありません。むしろ我々教員の多くがさしたる根拠もなく「無理」と言っているのをバッサリと切り込むような方です。
この記事は脚色された作文にしか見えません。あの日の体育館の空気を感じていた”普通”の人はみんな伊藤さんの「本当」がわかっているはずです。
「報道」する立場の方は”伝達者”であってほしい。”表現者”を気取りたいなら別なところでお願いしたい。自分の一言がたくさんの「希望」を「絶望」に導く責任をしっかりと受け止めてほしい。

林崎俊男  さん(養護学校教員)

当事者の家族として、怒りを通り越し、悲しくなりました。
私は伊藤先生がそんなことを決して仰らない方だと知っているので希望を持っていられますが、伊藤先生をご存知ない方にとってはあまりに厳しい文言です。

喜屋武 良江  さん(当事者家族)

当日伊藤さんが講演された内容とは全く異なっていること、会場にいた当事者親子は講演と体験会でわが子に希望を持ち帰られたことを岩手日報にメールしました。
一関にいる記者が、記事に表れる障害観を持っているかと思うと、恐ろしくなりました。
伊藤さん、ごめんなさい😢

—–

岩手日報 NIE・読者部御中

6/16掲載の風土計を読み、残念な気持ちでいっぱいです。 私は一関でのセミナーに参加していた、重度重複障害児の親です。

あのセミナーでの伊藤先生のお話は、どんなに重い障害があってもわかっていることがある、それがわかることができるという希望に満ちたお話でした。

わが子の可能性に感動して笑顔いっぱいの体験会の親子の様子を記者は感じ取らなかったのでしょうか? 重い障害の子はかわいそう、そんな子を持つ親は悲惨だ、といった内容の記事は大変不快で強い憤りを感じます。 言葉だけがコミュニケーションと考えておられるのは残念です。

私たち重い障害を持つ子の親は、表情はもちろん、視線、声、体温、呼吸など、わずかな変化からわが子のことを知ろうとし、それをもとにコミュニケーションをとり、愛情深くかわいがり育てています。 ゆっくりゆっくりではありますが、確かな成長に喜びを感じ毎日を過ごしています。 それをテクノロジーの力ではっきりとしたものにしていこう。わかっていることをわかることができる。というのが今回のお話だったと参加者のほとんどが感じていたはずです。

それを奇跡以外方法がないという文脈は、絶望以外の何物も感じさせません。 一関でのセミナーの開催意義を台無しにした記事には残念でなりません。 それを掲載された岩手日報にはつくづく落胆いたしました。

何より講師をなさった伊藤史人先生の意図とはまるで異なります。 ぜひ先生には謝罪をお願いいたします。 岩手日報という県内有力紙の持つ影響と責任を感じていただきたいと思います。

三浦 かおる さん(保護者)

NIE・読者部
ご担当者様

お忙しいところ恐れ入ります。
一般社団法人結ライフコミュニケーション研究所の高橋宜盟と申します。

6月16日の「風土計」に書かれていた次の内容に関してご連絡しました。

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文字や言葉も分からない障害者もコミュニケーションできるのか。講師を務めた伊藤史人・島根大助教の答えは「思い知的障害の場合は無理です」。ハイテク機器をもってしても、越えられない壁はある
———————————————

私は日頃から、伊藤さんのお話しを聞く機会が多くありますが、伊藤さんは「どんな重度の障害があっても、過小評価せずに接し続けること」を訴え続けてらっしゃいます。しかし記事の内容は表現が真逆でした。彼は「無理」という言い方は決してしないことから、多くの人の支持を集めています。
記事の内容とは異なるので、その点が気になり、メールをしました。

私もコミュニケーションに関する講演を行うことが多くあります。「諦めない・決めつけない」という内容を私はお話しすることが多いです。その時にいつも考えるのですが、自分の子どもの可能性を諦めている親は一人もいないと私は思います。諦めてしまいそうになるのは世間の不理解と心ない対応についてです。

記事を書かれた方には、お身内に障害のあるお子さんがいらっしゃるとのことですね。記事中には「とうに覚悟を決めた母親から一度も泣き言を聞いた記憶がない」と書いてありました。記事を書かれた方のお身内の方は、間違いなく素晴らしいお母さんだと思います。そのお母さんは諦めていない・決めつけていないと思います。しかしこの記事は「世間の不理解と心ない対応」そのものになっていると私は感じました。

記事を書かれた方は、日頃「世間の不理解と心ない対応」を肌で強く感じてらっしゃるのではないかと私は思いました。そしてそれに対して諦めているのではないでしょうか。もしくは、下手に希望を持つよりは最初から希望を持たない方がいいと思ってらっしゃるのではないでしょうか。
当事者でなければわからない、周りが格好つけて何を言っても意味がない、と主張する人に出会ったことがあります。当事者しか当事者のことはわからないのは当然だとしても、理解しようと思っている人に対してそう言い捨てることは、理解し合おうとしている人たちに失礼であり残念なことです。そして、世間に対して諦めてしまうことは、その障害のあるお子さんの夢と希望を消すことになると私は思います。そしてそれは、お身内のお母さんの思いではないと私は思います。

記事を書かれた方が、これまで苦労されたり、いろんな思いをされたりして、お考えになることがたくさんあったと推察しますが、今回の記事に関しては、伊藤さんの意見の内容とは異なる引用の仕方をして、さらに読者の希望を失わせたことは、非常に残念です。

私はご縁あって、病気や障害でコミュニケーションが取りづらい方や家族、支援者の方たちと出会うことが多くなりました。私にはまだまだわかっていないこともたくさんあります。しかし、わかっていないということは、希望がないということではありません。

是非、もう一度記事を読み直していただき、伊藤さんの言葉の引用は正しくした上で、読者に希望を伝える記事を出していただければと願い、メールをしました。

ご不明なことがございましたら、いつでもご連絡ください。

高橋 宜盟 さん(開発者)

岩手日報 ご担当者様

2019/6/16「風土計」伊藤史人 氏に関する記事について、訂正お願い申し上げたい箇所があります。

記事に、文字や言葉も分からない障害者もコミュニケーションできるのか、という問いに対して伊藤氏が「重い知的障害の場合は無理です」と返答したと書かれておりますが、これは言っておられません。
伊藤氏に再度ご確認の上、どうぞ速やかに訂正等、御対応お願いいたします。

我が家にも重度の心身障害の娘がおります。
彼女は話せず、歩けず、自分の思ったように体を動かせない難病です。
一見何もわかっていないように見え、発達テストを受けると生後半年位の知能、と診断を受けたことがあります。

けれど、幼稚園の時に弱々しく微かにに動いて字を書く彼女の指先を読み取る「ゆび文字」を習得し、教師もゆび文字コミュニケーションを習得してくださり、小学校、中学校と普通の通常学級で1人車椅子に乗って普通に勉強しています。

娘は毎日「ママ」と書いて呼んでくれます。

こんな風に娘が育つことができたきっかけは、私が娘が2歳の時、同じ病気でゆび文字ができて大学生になられた方の投稿記事を読んだから、です。
娘にもできるかもと思い希望をもったのです。

その記事を読まなかったら、そんな人がいることも知らず、指で娘と話せるなんて思いもよらなかったと思います。
コミュニケーションが今も取れていなかったら、私たちは娘のことを「生後半年の赤ちゃん程度の知能」と今も思っているはずです。
でも実際は、現在娘は公立中学校で数学の平方根、2次方程式を解いています。

それほど、世間に対する文章の力は大きく、人の人生を変えてしまう力があります。

聞き間違いはあることと思います。
どうか事実と違う箇所は訂正をお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

Yuri Horie さん(保護者)

岩手日報「風土計」担当者 様
一関清明支援学校の菊池直実と申します。
i-C”tいわての代表をしております。
6月9日の一関清明支援で行ったセミナーを主催した者です。
今日の新聞記事の「風土計」を読み、大変残念に思いました。
「▼文字や言葉も分からない障害者もコミュニケーションできるのか。講師を務めた伊藤史人・島根大助教の答えは「重い知的障害の場合は無理です」。ハイテク機器をもってしても、越えられない壁はある」
という文章に間違いがあったからです。
伊藤先生は「知的障害の場合は無理」などとは決して言ってはおりません。
むしろ、逆のことをおっしゃっています。
「知的障害があっても視線入力は活用できる」と。
記者の方は講演をまともに聴いてはいなかったのではないでしょうか。
文字入力だけが視線入力の活用ではありません。
視線で意思を表現できる方法があるのです。
講演の中でもお話されていました。
伊藤先生はよく言います。
「どんな重度の障害があっても過小評価せずに接し続けることが大事」と。
私も、以前から何度も言われてきました。
ですので、今回のこの記事を読んだ読者にそう捉えられては困るのです。
間違ったことが伝わってしまうので。
セミナーのスタッフも全員この記事にがっかりしています。
視線入力に携わる教員や保護者もがっかりしています。
これから導入を考えている方にとって、全く良い情報ではありません。
是非とも訂正を願います。
よろしくお願いします。

新宮 直実 さん(支援学校教員)

6月16日風土計について

あのコラムを見てとてもびっくりしてそして失望しました。
セミナーの次の日に書いてくださった記事は完璧だったのに、どうしてこんなことになるんだろうと不思議に思いました。その障がい者観を非常に不快に思いました。

伊藤先生が言った「無理です」は、重い知的障害の方が文字入力はできないことを表しているのに、重い知的障がい者は、ハイテク機器をもってしてもだめで、奇跡でも起きなければ何をやっても無駄と読めるような書き方になってしまっています。伊藤先生が心血を注いで頑張っていらっしゃることを全く否定することになります。今回のセミナーの意味がなくなります。

あなたが、今回記事だけでなくコラムまで書いてくれたのは、それだけ思い入れがあるからでやさしさからだということはわかっています。妹さんを愛していて何とかしてあげたいと思っていることもわかります。でも完全に間違った方向です。あなたは、甥っ子さんの可能性をはじめからあきらめているのです。きっと、妹さん、甥っ子さんは、あなたが考えているように自分たちを不幸だと思っていません。泣き言を言わないのは、子育てが楽しいからに決まっています。自分のこどもは、重い障害だろうがなかろうがかわいいのです。不幸だなんて決めつけられて、迷惑しているに決まっています。もっとおじさんとして、甥っ子さんに関わって、甥っ子さんの可愛さ、愛おしさ、賢さを知るべきです。そして良い子を産んだねと妹さんをほめるべきです。成長を発達を一緒に喜ぶべきです。

もう一度コラムを書くように上司に言われたと言いますが、あなたのセンスが信じられないので本当はやめてもらいたいです。大体にして、あんなに笑顔にあふれたセミナーの空間にいたにも関わらず、講師の先生たちによる子供たちの可能性を信じる貴重な実践のお話を聞いたにも関わらず、それでもあのようなくらーいコラムを書くような感覚の人が、批判を受けたからと言って、すぐに考え方を変えられるとは思えません。

そして、あのようなコラムをあなたがたとえ書いて載せたいと言ったとしても、本来、社内で厳正にチェックする方がいるはずで、その方がOKを出してしまっているというところに一番問題を感じています。

もし、もう一度書くとしたら、重度障がい者に対する感覚をまともに持っている方にチェックしていただきたいです。
ぽけっとの会 千葉淑子

千葉淑子 さん(保護者)

風土計を読みました。とても悲しく思いました。
重度の知的障害、身体障害をもっていても己をもっており、ただただ泣きわめいている訳ではありません。

当事者が一番辛いのです。
言葉として、体からのサインとしてその様に伝わらないだけです。

島根大学の助教の伊藤氏は本当にその様に言い切ったのでしょうか?
いろいろなアプローチがありテクノロジーも有効です。
との内容ではなかったのでしょうか?

記事を読むと知的障害者は泣きわめいて終わる、救いがない。
と取れますがそうなのでしょうか?

板倉不二子 さん(当事者家族)

そして,問題の記事の3日後の6月19日,これらの指摘を受けて,あらたに「風土計」が掲載されました。おそらく,これら以外にもたくさんの抗議文が寄せられたはずです。

またまた,私が名指しされていたのは驚きでしたが,今回の記事はみなさんの意思を十分に汲み取ったものではないでしょうか。

私もこの記事に違和感は感じませんでした。

重度障害者の支援セミナーを取り上げた16日付の小欄に、多くの反響が寄せられた。障害者や家族への認識不足や無理解に対する指摘が胸に突き刺さった
▼セミナーで紹介された視線入力装置という意思疎通の新ツールは身内の重度障害者にも有効なのか。その結論ばかりを求めた揚げ句、「重い知的障害の場合は難しい」という印象にとらわれ、大事な視点を見失っていた
▼障害者の母親が投げ掛けた「あなたは、その身内が不幸でかわいそうと思っているでしょ」という一言は図星だった。「文字や言葉じゃなくてもコミュニケーションはできる」と特別支援学校の教員は指摘する
▼例えば、画面に映したジュースの絵に視線が向けば、のどが渇いているのかもしれない。複数の人物写真のうち、担任の先生に目が向けば、先生を認識していると推定できる。「選択することで意思は伝わる」
▼「周囲が可能性を信じること。できないと思ったら終わり」。この言葉も胸に染みた。重度障害者が秘める可能性を信じられない姿勢こそ問題だったのだと思い知らされた
▼講師を務めた伊藤史人・島根大助教は、重度障害者の知的能力は過小評価されがちで、視線入力は隠れた能力の発見にもつながると説く。国の支援はまだまだ薄い。その至らなさは障害者の可能性を疑う心に通底すると思い至る。

岩手日報「風土計」2019年6月19日

みなさんは,いかがでしょう?


【アップデート】EyeMoT 3D 「ブロック崩し」で視線履歴が表示できるようになりました

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さらに!ワンスイッチでの利用も可能になりました。視線入力装置を付けていれば,スイッチ利用者の視線履歴を観察することもできます。

視線履歴により,ゲーム時の視線動作が確認できるので,簡単なアセスメント情報として活用できます。

ダウンロード

設定画面で,視線入力モードかワンスイッチモードが選べます。

ワンスイッチモードには2種類の動作方法が用意されています。スイッチ入力としては,ジョイパッドボタン・スペースキーおよびクリックが利用できます。

めんこいテレビ「視線入力の可能性に光 重い障がいの少女」2019年6月20日放送

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公式サイトから撤去される前にサルベージしました。

怒られたら削除します(^_^;)

このニュース映像の元になったイベントはこちらでした。

一関のイベント

映像中,りょうたくん(SMA1型・中学3年生)による実におもしろい作文がありました。

その全文はこちら。

視線入力で紡いだ文章です。

一枚目
二枚目

新開発!ネット対戦の「ぬりえ」

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EyeMoT 3DX ネットワーク対戦「ぬりえ」2019年6月25日版

三代目EyeMoTプログラマ長井くんによる,ネット対戦ゲームです。

ひたすら塗りまくるだけです。

これ以上単純なルールがあるでしょうか。

タイトル

細かいことは抜きに,

視線を動かしまくって自分の領土を増す!

そんなゲームです。

とにかく塗る!

こんなルールなら面白い!などのアイデアがありましたら,ドシドシご意見ください。

ダウンロード

マジカルトイボックス第48回イベントにて小1少女を相棒に講演します

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さくら会ミニセミナー(2019年6月22日・中野坂上)

来る7月13日,代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われるマジカルトイボックス第48回イベントのAACセミナーにて,小学校1年生の女の子と講演します。

マジカルトイボックス申し込み

チラシ(表)

その女の子は, 古川結莉奈(6歳) さん。先天性ミオパチーで人工呼吸器のユーザーでもあります。 6月22日に実施したさくら会主催のミニセミナーでも講師として登場してくれました。

アナログな方法として絵カードや文字盤はもちろん,ICTによるタブレット活用やAIスピーカーによる家電操作なども披露してくれました。

子どもの持つ可能性は無限大!

ミニセミナーでの結莉奈さん

講演は前半後半で別れています。

10:00 ~
【前半】社会的弱者と人類のテクノロジー ~人間を進化させる”弱者”と研究者たち~

11:00 ~
【後半】身体拡張と視線入力

きっと楽しいものになるはずです。ぜひ,お越しください!

古川結莉奈(6歳)さんと川口有美子(5?歳)さん(6月22日・中野坂上)

EyeMoT 3DX「対戦ぬりえ」がボイスチャット&名前登録に対応しました

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右上のボックスに名前が表示されます

α2での改良点は,主に以下となります。

  • 名前を登録できるようになった
  • ボイスチャットが利用できるようになった
  • 対戦結果の表示が分かりやすくなった

ご要望の多かった名前の登録機能を付加しましたが,これまで通り匿名での参加も可能です。

ダウンロード

対戦直前か大戦中にマイクをクリックするとボイスチャットONに!

もっとも大きな追加機能としてはボイスチャットでしょう!対戦中に相手と話しながらゲームをプレイできます。

ただし,デスクトップPCなど,マイクを搭載していないマシンをお使いの場合は別途マイクが必要になります。

ノートPCなどは,Webカメラとともにマイクが付いているのが普通です。

マイクの音量が小さい場合は,以下を参考にして音量レベルやブーストをアップしてみてください。

結果の表示も分かりやすくなりました

これからまだまだバージョンアップしていきます!

なお,異なるバージョン同士では対戦できません。常に最新にしておくことをオススメします。

横書きにおける句読点のウンチく

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なかなかのうんちくである

この数日間,体調不良でした。

せっかくのゆっくりできる機会なので,情報のインプットを中心としたアクティビティに時間を費やしました。

そして,いろいろな文章を読むにつれ,句読点問題が気になってしまいました。

つまり,横書きにおける「、。」「,。」「,.」のことです。

昨今,文章を書くと言えば手書きではなく,PCやスマホによるタイピングです。

その書式としては,すべて「横書き」であると言っても間違いないでしょう。もちろん,Wordなどの高機能ワープロでは縦書きも可能ですが。

縦書きであれば有無を言わさず「、。」でキマリ!

問題は横書きで,多く分けて3つの勢力があります。そう,「、。」「,。」「,.」です。

結論から申しますと,文部省の推奨は「,。」。

これを使っておけば間違いありません。

世の中には面白い人がいるもので,この話題だけで16ページ渡る報告書を書いた人がいます。まあ,変人が集積しやすい国立大の情報基盤センターですからね。。。

一方,学術論文などにおいては,英文の影響なのか「,.」を規定したものが多いようです。情報処理学会の投稿規定はこんな感じです。

●コンマおよびピリオドの使い方:
 ・和文には、全角コンマ、全角コロン、全角ピリオドを用いる。
 ・英文には、半角コンマ、半角コロン、半角ピリオドを用いる。半角コンマの直後には半角スペースを入れる

論文誌ジャーナル(IPSJ Journal)原稿執筆案内

公文書では「,。」に加えて「、。」も一大勢力となっているようです。

見栄えだけですと,ポランの広場でも採用している「,。」かなと思いますが,いかがでしょう。

理系の大学教員には,メールなどでも「,.」を徹底している人もチラホラ。なんか,冷たい感じを受けてしまうのは気のせいでしょうか。

また,文の終わりが「.」ってのが糞詰まり感があってスッキリしません。ここは「。」でスッキリしたいなぁというのが私の意見です。

温かみがあるのは,「、。」に違いありませんが,文部省推奨の「,。」がある以上は使うメリットを感じません。

便秘な文末も気持ちいいものではありませんしね。

悪魔に魂を売った男~2011年6月5日のサーバーダウンインシデント~

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恐ろしかった。。。

2011年6月6日の朝,事務職員から断末魔のような叫びが。。。

すべての事務システムが使えないというのです。

それでは,業務がまったくできません。

サーバー室が冷房の故障により55度を超える室温となり,20台近くのサーバーが停止。

当時私は,前任校の一橋大学で情報基盤センターという大学内の情報システムを管理する部署に所属していました。

担当は事務システム。

普段はエキサイティングな部門ではありませんでしたが,この日ばかりは最大級にエキサイティングな一日となりました。

その顛末は,せっかくなので泥臭い論文にしました。

当時は,東日本大震災の影響で節電が急務とされ,大学でも対応を求められていました。

私は,その一環でサーバー室の温度とサーバーの温度を計測して,最適な冷房温度を決める実験を始めていました。

屋外やサーバー室に有線・無線の温度計をいくつも設置して,同時にたくさんのスポットを観測できるようにしたのです。

そして,運が悪いことに温度計を設置してわずか数日後に冷房の故障が発生しました。

それにより,サーバー室はサーバーの排気により高温状態となり,その結果たくさんのサーバーが停止してしまったのです。

私は疑われました。

データを取るために,あえて冷房を止めたのではないかと。。。

そんな,悪魔に魂を売った男を見るような目で事務職員に見られたのです(うそです)。

ゲリラ豪雨でお亡くなりになった室外機

実際はゲリラ豪雨により冷房の室外機が故障していたようでした。

結果的には,おもしろいデータも取れたし,今となってはいい思い出です。

でも,初夏になるとあの時の血の気が引く瞬間を思い出すことがあります。

トラブルも前向きに捉えれば,自分では思いつかない予想外の現象として,おもしろく活用できます。

そんな事も学んだ一件でした。


【飲み会ってあり?】とある県立支援学校の宿泊研修にて

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支援学校の常識は知りません。

が,宿泊のある研修中に,引率の教員たちが夜な夜な部屋に集まって飲み会したと聞くにつれ,ずいぶん時代錯誤なことしてるなぁ,と思ったわけです。

どんな障害のある子どもを引率していたのでしょうか。

たとえ障害の程度は軽いとしても,普通校の子どもと比べたらさまざまなリスクが高いわけであって。。。

夜間に急きょ病院に連れて行くために車を運転することになったらどうするのか,飲み会の部屋に子ども入ってきたらどう説明するのか,保護者が同伴していてもその飲み会を開いていたのかなど,疑問は尽きません。

いったい,飲み会のお酒はやって調達したのか気になるところ。事前に買って,子どもたちの乗るバスに積載してても気持ち悪いものです。

もちろん,全員がお酒を飲んでいないとしても,宿泊研修中の夜なら職務中と考えるのが普通のような気がします。

仮に,子どもたちが就寝中は勤務外だとしても,事故が起きたときに教員の一部でもお酒を飲んでいたとなれば,保護者にも顔向けできないのではないでしょうか。

普段,子どもや親にいろいろうるさい学校が,身内の教員には甘いとなれば信用が地の落ちても仕方ありません。

なお,私は支援学校の主要サービスであろう「授業」に非常に問題を抱えていると考えています。

こいった行動は,(一部の)支援学校においては「子どもへのサービス業」としてのモラルが,すっかり崩壊しているように映るのです。

実際,私は,ほとんど毎日のように「読み聞かせばかりしている」「子供っぽいことばかりやらされる」や「勉強させてくれない」などの悲鳴のような相談を受けているのです。

(一部の)支援学校は,例えて言えば,

お客へのドレスコードやマナーにやたら厳しいくせに,肝心の料理がクソ不味いレストラン

なのかなと。

当然ながら,一生懸命やっている支援学校やその教員が多くいるのは知っています。そして,弛まぬ努力の上で実績をあげている知り合いもたくさんいます。

こちらのページでは,視線入力を中心としたものだけではありますが,第一線の支援学校教員たちのすばらしい報告書を載せています。私が,単に非難を目的にこの記事を書いているわけではないことがわかるでしょう。

私個人に悲しみに満ちたうったえがあることから考えると,ごく限られた特別な一例とは思えません。

本日(2019年7月14日),介護事業所向けのセミナーでお話したあと,介護スタッフから同じような相談(苦情)がいくつかありました。出入りしている訪問授業の教員がひどいと。

「子ども扱いする」「授業をしないで歌ばかり歌う」や「動画を見て時間をつぶしてる」など。。。

子どもの可能性をちゃんと信じて,たいへんな労力をかけている教員たちもいます。その一方で,無視できない割合で,楽をしようとしているのでは?と勘ぐりたくなる教員もいるのです。

話は戻って,宿泊研修での教員たちの飲み会の是非。

みなさまは,どう思いますか?

熊本講演「視線&スイッチ入力のアセスメント」

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チラシ

来る8月25日,熊本大学病院にて「視線&スイッチ入力のアセスメント」と題して講演を行います。

体験会も行いますので,お近くの方はぜひ!

公式ページ
(申し込みページリンクあり)

【開催名】
小児在宅医療支援センター 第5回シリーズセミナー
「視線&スイッチ入力を用いた遊びやコミュニケーション」
 
【日時】2019年08月25日(日)14時〜17時
【会場】熊本大学病院 医学総合研究棟 3階講習室

【プログラム】
14時00分〜開会
14時05分〜特別講演(1時間45分)
座長:熊本大学病院 小児在宅医療支援センター 小篠史郎
「視線&スイッチ入力のアセスメント」
島根大学 大学院自然科学研究科
助教 伊藤史人 先生
15時50分〜質疑応答(15分)
16時05分~閉会
16時10分〜視線入力体験会(50分)
 
【定員】約50名
【参加費】無料
【対象】
障がい当事者とそのご家族、医療・福祉・教育関係の方
また興味のある方はどなたでもご参加いただけます
 
【申込方法】
こちらの参加申込みフォームからお申込みください。

【申込み〆切】 2019年8月19日
・ただし、定員に達し次第〆切りますのであらかじめご了承ください
・先着順に申込みを受付けますが、応募者多数の場合は、1施設数名とさせていただく場合もあります
当日受付はありません
 
【注意事項】
・当日は空調が冷えすぎる可能性もございます。掛け物調整ができるようご用意ください。
・当日は無料駐車券をご用意いたします
・参加申込みいただいた当事者ご本人ご家族の方、障がいのある支援職の方につきましてはできるだけ会場近くに福祉車両等を駐車できるスペースを確保しておきますのでご相談ください
 
【後援】
熊本県教育委員会 熊本市教育委員会
熊本県理学療法士協会 熊本県作業療法士会
熊本県言語聴覚士会
 
【主催】
熊本大学病院 小児在宅医療支援センター

公式ページ

かれこれ何回目?ICT研修会夏季連続講座「 ICT の活用と可能性」

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チラシ

かれこれ,もう何回目になるでしょうか。東京都立小平支援学校でのICT研修会

田添さん,毎度お世話になっております。

今回の講師のみなさん。

  • 福岡市立今津特別支援学校教諭 福島 勇 氏
  • NPO 支援機器普及促進協会 理事長 高松 崇 氏
  • オリィ研究所 代表取締役所長 吉藤健太朗 氏
  • 東京都立石神井特別支援学校 指導教諭 海老沢 穣 氏
  • 島根大学総合理工学研究科 助教 伊藤 史人

だんだん大規模になって,いよいよ今年は3日連続かつシンポジウムまで行います!

シンポジウムは私が担当する初日(8月7日)に行う予定で,現役教員と保護者で言いたいことを言いまくろうと考えています。もちろん,建設的なお話になるように努めます。

しかし,どの日も捨てがたい!

3日連続は大変という方は,ぜひ厳選してご参加ください。ただし,私の講演以外はたいへん人気だと思いますので,早めの申込をオススメします。

2日目の福島さん(コースⅠ)の実践的な講習は,おそらくは国内屈指の密度の濃さ。ただ,海老沢さん(コースⅡ)とは面識がありません(^_^;)

3日目のオリィくんの講演は,一見真面目なICT研修会に華やかさを与えますね。高松さんもマシンガントークはきっと痛快でしょう!

申込みは上記PDFをダウンロードするか,公式ページの募集要項を確認してください。期日が迫っていますので,検討されている方はお早めに。

【申し込み】
令和元年7月19日(金)までにメールで送信下さい。
大変に申し訳ありませんが、会場の都合上、先着100名様で締め切らせていただきますが 特に第2日 コースⅠは午前先着28名、午後先着28名にさせていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。キャンセルの際は,代理の方の参加をお願いします。

以下,募集要項から抜粋します。

関係者の皆様へ
東京都立小平特別支援学校長
加藤 洋一

令和元年度ICT研修会夏季連続講座「ICT の活用と可能性」の御案内について

皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、昨年度に引き続き、重度の障害をもつ児童・生徒におけるコミュニケーション能力向上を図るため、視線入力装置の活用と可能性及びiPadの活用と可能性について下記の通り、伊藤 史人氏、福島 勇氏、海老沢 穣氏、高松 崇氏、吉藤健太朗氏による講演と実践紹介のワークショップ研修会を実施することとなりました。御多忙中とは思いますが、多くの皆様の参加をお待ちしております。

1 趣 旨 障害のある児童・生徒のコミュニケーション指導の改善を図る
~ICT・AT の可能性を広げる活用と肢体不自由児・病弱児の支援~

2 日 時
(第 1 日)令和元年8月7日(水) 9時00分から17時00分まで
(第2日)令和元年8月8日(木) 9時00分から17時00分まで
(第3日)令和元年8月9日(金) 9時00分から17時00分まで

3 会 場
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院 研修棟
ユニバーサルホール1、2(第1日、第2日) 別紙参照
東京都立小平特別支援学校 2 階アリーナ(第 3 日) 別紙参照

4 対象者
病院や在宅訪問の重度・重複障害児を担当する教職員及び本病院に入院中及び通院中の児童・生徒、保護者、東京都病弱教育特別支援学校等教職員(病弱教育支援員も含む)、医療関係者等、
(別紙の参加申し込み用紙に御記入の上、メールにて送信ください。)
定員 100名

5 講演テーマ
「ICT・AT 活用した重度障害児のコミュニケーションと学習支援」

6 講師
島根大学総合理工学研究科 助教 伊藤 史人 氏
福岡市立今津特別支援学校教諭 福島 勇 氏
NPO 支援機器普及促進協会 理事長 高松 崇 氏
オリィ研究所 代表取締役所長 吉藤健太朗 氏
東京都立石神井特別支援学校 指導教諭 海老沢 穣 氏

7 助言者
特別支援学校保護者 獣医師 高取 れお奈 氏
東京都立府中けやきの森学園 指導教諭 山下 さつき 氏
オリィ研究所マネージャー 常田 剛生 氏

8 主催 東京都立小平特別支援学校

9 内 容
○第1日 8月7日(水) 講師 伊藤 史人 氏
テーマ「視線入力装置を活用したコミュニケーションと学習支援と評価」
~ローコスト視線入力装置を活用した実践と評価について~
① ローコスト視線入力環境の導入
② ローコスト視線入力装置によるアセスメントおよび学習アプリの活用
③ 教育現場における視線入力の客観評価
④ シンポジウム ~保護者や教師の実践と評価について~ 司会 田添敦孝

シンポジスト
島根大学総合理工学研究科 助教 伊藤 史人 氏
東京都立府中けやきの森学園 指導教諭 山下さつき 氏
特別支援学校保護者 獣医師 高取 れお奈 氏

○第2日 8月8日(木) コースⅠ 講師 福島 勇 氏
午前の部 定員28名
午後の部 定員28名(午前と午後は同じ内容です。)
テーマ「特別支援教育に役立つ iPad のアクセシビリティ機能について」
① アクセスガイド
② 読み上げ機能
③ 色の反転
④ 写真化&PDF 化した配布プリントに文字を書き込むマークアップ機能
⑤ Assistive Touch
⑥ スイッチコントロール

○第2日 8月8日(木) コースⅡ 講師 海老沢 穣 氏 (講義とワークショップ)
テーマ「特別支援学校における iPad の活用について」
~子どもたちの内面を引き出す iPad の活用について
① 創造性・表現を引き出す iPad の活用について
② 特別支援学校におけるプログラミングについて
③ Society5.0 に生きる子どもたちの学びについて
※ ワークショップで iPad を活用いたします。
事前にアプリ(Keynote、KOMAKOMA、Clips、Viscuit)を入れてください。

○第3日 8月9日(金) 講師 高松 崇 氏
「iPadを活用した障害者のコミュニケーションと学習について」(仮称)
~iPad活用 最新アプリの紹介と活用について~
① 最新の情報機器の講義と実演
② iPadを活用した障害者のコミュニケーションと学習の事例
③ 実際にiPadを活用したコミュニケーションについて
テーマ「分身ロボットOriHimeについて」(仮称)講演及びワークショップ
講師 オリィ研究所 代表取締役所長 吉藤健太朗 氏
オリィ研究所 常田 剛生 氏

10 その他
第2日(8月8日)、第3日(8月9日)に参加者はiPadをできる限りご持参ください。
東京都立特別支援学校の教職員の皆様は貴校の副校長に必ずご相談の上、ご持参をお願いいたします。

11 問い合わせ
東京都立小平特別支援学校武蔵分教室
副校長 櫻井 淳一
主幹教諭 田添 敦孝
メール Nobuyuki_Tazoe@member.metro.tokyo.jp
〒187-0031 東京都小平市小川東町4-1-1
国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター病院内
電話、FAX: 042-344-4537
(第3日実施場所)東京都立小平特別支援学校
〒187-0035 東京都小平市小川西町2-33-1
☎042-342-1671 FAX042-344-0036
副校長 佐々木 孝之

募集要項より抜粋

満員必至!「肢体不自由児のためのコミュニケーション支援機器活用講座」

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講座の模様

2日連続のストイックな講座のご案内です。

年に2回,春と夏に行われる肢体不自由児協会主催のたいへん人気のある講座です。今回もありがたいことに呼んでいただけました。

参加費はやや高額ではありますが,きっと期待を裏切らない内容となるはずです。私もがんばります!

詳細については,以下の資料を御覧ください。

あ!!!もう締め切っていたのか。。。

会場

肢体不自由児のためのコミュニケーション支援機器活用講座
~タブレットPCおよび視線入力装置を活用して~

趣 旨
肢体不自由のある子どもたちの生活や学習を豊かにするためのコンピュータ機器を有効に活用できあるよう、講座を行います。本研修会では主に、タブレット PCやそれを活用したスイッチ機器の活用講座と、視線入力機器の活用を中心に演習します。

主 催 社会福祉法人日本肢体不自由児協会

日 時 令和元年8月10日(土)~11日(日)
会 場 心身障害児総合医療療育センター
療育研修所(東京都板橋区小茂根 1-1-10)
交 通 東京メトロ有楽町線及び副都心線「小竹向原」駅下車 徒歩約10分
対 象 特別支援学校・療育関係者

研修内容
肢体不自由児の表現を豊かにするコミュニケーション支援機器の活用方法について iPad などのタブレット PC と視線入力装置の 2 グループに分かれ、それぞれ「基本設定」「ソフトの選択」「入力方法」「授業での活用実践」などを、専門的立場から指導にあたっている第一線の講師による講義と実習により受講します。

講 師
伊 藤 史 人 (島根大学)
金 森 克 浩 (日本福祉大学)
禿 嘉 人 (東京都立光明学園)
谷 本 式 慶 (東京都立八王子東特別支援学校)
外 山 世志之 (東京都立光明学園)
福 島 勇 (福岡市立今津特別支援学校)

参加費 15,500円

日 程
○1日目(8月10日)9:30~17:00
受付 9:00~
講義 9:30~10:20 肢体不自由児のための支援機器入門

10:30~12:00
Aコース(タブレットPC)
「アクセシビリティ機能と入力装置」
Bコース(視線入力装置)
「視線入力装置入門」

講義 13:00~15:00
Aコース(タブレットPC)
「タブレットPCで使えるアプリの紹介」
Bコース(視線入力装置)
「視線入力装置の設定とアセスメント」

実習 15:00~17:00
Aコース(タブレットPC)
「スイッチコントロール活用演習」
Bコース(視線入力装置)
「視線入力装置とアプリ紹介」

○2日目(8月11日)9:00~16:30
講義 9:00~12:00 活用実践事例紹介

実習 13:00~16:00 ニーズ別演習
「1コース」タブレット操作コース
「2コース」スイッチ入力コース
「3コース」視線入力コース

講義 16:00~16:30 まとめ

申込方法
① 5月27日(月)9:00より先着順で受け付けます。
② 当協会ホームページの「研修会」(https://www.nishikyo.or.jp/workshop/index.html)ページから申込してください。
③ 希望する研修会の「申込フォーム」ボタンを押して申込を行います。
必要事項をご記入いただき、送信ボタンを押してください。
④ 申込確認メールを当協会よりお送りします。
※インターネットでの申込後、4日以内に申込確認メールが届かない場合はお手数ですが、お電話(03-5995-4511)にてご連絡ください。
※迷惑メールの対策などでドメイン指定を行っている場合、メールが受信できない場合があります。「@nishikyo.or.jp」を受信設定してください。
⑤ 参加費15,500円を7月5日(金)までに下記まで払込ください。
郵便振替 00130-0-51082 社会福祉法人日本肢体不自由児協会
※期日までにご入金いただけない場合はキャンセルとさせていただく場合がございますのでご注意ください。
⑥ 宿泊希望者には研修所の宿泊室を1人 4,860 円(夕朝食なし)にて8月10日泊のみ受付します(17 室、34 名定員)。
希望の場合は受付時にお申し込みいただき、宿泊費 4,860 円を参加費とともに払込ください。
⑦ 参加者には、当日のご案内等詳細を7月上旬にメールにてお送りいたします。
⑧ 参加できなくなった場合にはお早めにご連絡ください。
⑨ キャンセルについて
7月28日までにご連絡いただきましたら、参加費は全額ご返金いたします。7月29日以降につきましては、参加費は原則返金いたしません。なお、代理出席の場合は必ず事前にご連絡ください。一般的な旅行契約等とは異なりますが、ご了承願います。

お問い合わせ先
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-1-7
TEL:03-5995-4511 FAX:03-5995-4515
E-MAIL:workshop@nishikyo.or.jp
社会福祉法人 日本肢体不自由児協会 事業推進部

公式ページの開催案内より
会場にある宿泊所にて

【完全スルー】岩手県立支援学校での飲酒案件のその後

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岩手県立のとある支援学校では,宿泊のある研修にて教員たちの酒盛りが明らかになりました。

もはや時代錯誤であり,今の時代に許されることではありません。

子どもたちの就寝後とはいえ,子どもたちに内緒で教員だけで一室に集まっての酒盛り。。。

子どもをバカにしていますし,安全対策も無視して,保護者にも極めて失礼。愚かなことこの上ありません。

でも,たぶん,その酒盛りは子どもにバレています。

この後,管理職・教員らの処分がどうなるか,部外者の私ではありますが,関心を持って見守っています。

なぜなら,当該支援学校のこの「事件」は,管理職や教員らの緊張感の無さを証明してしまったもので,他県(他校)でもある意味で根っこを共通にした問題だからです。

習慣的に行われてきた酒盛りを誰も止められなかったのは,多くの教員が「まあいいか」「みんなやってるし」と思っていたからでしょう。もしくは,いけないと分かっていてもその場の空気で退席できなかったのでしょう。

自分たちには甘い一方で,他県(他校)では当然手当していただろう,子どもたちへの指導やアドバイスが,当該学校では提供していなかった事例をいくつも目にしていました。

漫然と「この子には無理」「この子はわかってない」「私(教員)には難しい」として,子どもに必要な措置を取っていない例がいくつも。。。

「この学校は何なんだ??」「無知なのか?アホなのか?」と,これはほとんどもう人権侵害だと感じていました。

だからこそ,本件はたかが酒盛り案件ではありますが,授業等の教育活動の問題と共通した課題があるに違いないと思い,強い関心を持っているのです。

さて,他県では,「飲酒禁止」については明確に通達が出ているようで,飲酒が明らかになった例では懲戒処分がくだされています。

岩手県では通達は出ているのでしょうか??

先のブログを書いてから丸3日,岩手県の学校からと思われるアクセスが急増。岩手県庁や教育委員会からと思われるアクセスも多いです。

2019年7月17日 20:00 のアクセスログ

しかし,私にメールの一通もありません。教育委員会には電話番号までお伝えしていたのですが(^_^;)

さて,今後心配されることは以下の2点。

  • 何事も無かったかのようにもみ消される
  • 下っ端の教員に責任が押し付けられる

今回の件は,他県の例を見ても,管理職の責任はしっかり問われなければなりません。

酒盛りが習慣になっていたのに,それを中止させることができなかったのは,「知らなかった」が事実であれ,責任を取るのが管理職の仕事です。そのために,平教員よりも高額なお手当があるわけで。

そして,管理職に器量や胆力がなければ,おそらくは下っ端の教員に責任を押し付けるでしょう。

本来あるべき管理職の姿は,酒盛り関係者から「すべての責任は私が取る!」ことを前提に教員らから情報を収集し,子どもや保護者に誠心誠意に謝罪し,再発防止に全力を傾けることではないでしょうか。

もし,下っ端の教員に処分をチラつかせて萎縮させるような言動をしているなら,もう目も当てられません。そうなっていないことを祈るばかりです。

ああ,こんな非生産的な記事はもう書きたくありません。

管理職が音頭を取って,再発防止を宣言する記者会見を見たいものです。

その後,しっかり責任を取らなければなりません。

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