第13回 重度障害者のコミュニケーション支援のためのワークショップ▽コミュニケーション機器の基礎(秋田場所)▽
10時間前まで39度の高熱にうなされていた8月20日の午前8時。 滞在先の盛岡から秋田市内のALS当事者のお宅へ出発! 11時前には到着。 以前から相談を受けていた件で,ちょっとの熱くらいでキャンセルなどできませんでした。 ただ,風邪をうつしてはイケないので,たいへん申し訳ない気持ちでの訪問。 お宅には17名だったかな,かなりの人数の見学者がおりました。 こんな中でのスイッチ適合は緊張しますね。...
View Article<バイブマン対応&ピアノ機能付き>EyeMoT 2Dをお試しできます
ダウンロードファイルに問題がありました。 9月7日10時以前にダウンロードした方は再度ダウンロードしてください。 視線入力訓練ソフトEyeMoT 2D は,この種のソフトウェアとしては実に多くの方に利用してもらっています。 無料というのもありますが,簡単に直感的に使えるというのも理由のひとつでしょう。 公開後1年半となり,いくつかのバグや機能改修が必要なってきました。...
View ArticleFIT2017で発表してきますが出雲国大学ばかりのセッションでテンションダダ下がり
9月12日から東京大学で開催される「第16回情報科学技術フォーラム」。 通称,FIT(フィット)。 今回のFITでは,みんなでつくるバリアフリーマップ「WheeLog!」について発表します。 本当は,ワンスイッチでの司法試験受験について発表したかったのですが,諸事情により諦めました。 バリアフリーマップの発表,学術的な切り口ではないのでやっぱり頭が痛いところです。...
View Article一見、色白のかわいい女子大生ですが、とんでもないド根性ムスメなのです
くまもん県の色白の女の子。 中学2年生のある日,突然身体が動かなくなり,目も見えにくくなりました。 聞こえにくくもなり,さらには,触覚もほとんどなくなりました。 それでも,今は女子大生になり,教員を目指してがんばっています。 2か月ほど前に以下の文で始まる相談を受けていました。 私は現在、高校公民の教員を目指してます。来年の5月~6月に教育実習があるのですが、(略)...
View Article日本賞2017の本審査で一番いい賞を取るための準備①
国際教育メディアコンテスト「日本賞」。 準備を開始しました。 まずは,一緒に登壇してくれる人をさがしており,都内のALS当事者さんに打診中です。 作品となるシステムは重要ですが,でも一番アピールしたいのは重度障害者の「成功体験」の重要性。 やっぱり,実際に当事者がデモをするのがもっともわかりやすいと思うのです。 本審査は10月15日(日)の午前中。...
View Article福祉情報工学を専門にしたワケ
牡蠣国より江戸着。 あさってのFIT2017での研究発表のためやってきました。 実は,今日はちょっと楽しみなのです。 話せばちょっとだけ長くなります。 イーハトーブ大学の大学生だった1996年。 この年にインターネットをはじめました。 めぼしい情報源は英語が多く,まともな日本語サイトはあまり多くはありませんでした。...
View Article番田くん、おつかれさま!(随時追記)
ほんの一年前,盛食のからあげ定食を一緒に食べていたのになあ。 番田くんは,けっこうな食いしん坊でした。 いずれそっちで大食い競争をしましょうね。 いいお店探しておいてください。 盛食、初体験。(2016年9月29日) 番田くんと最初にどうやって連絡を取ったのかはもはや忘れてしまいました。 とりあえず,こども病院の窓際にいましたね。...
View Article国交省のプローブ情報収集ツールにバリアフリーマップアプリ「WheeLog!」が採用されました
2017年5月26日に公開したバリアフリーマップアプリ「WheeLog!」。 『あなたの行けた!』が『誰かの行きたい!』になるアプリです。 私はCTO(技術責任者)をつとめており,足掛け3年,協力会社のナノコネクト・織田友理子さんや吉藤オリィくんらとアプリの開発・普及に取り組んでいます。 現在,1,700名ほどのユーザーを抱えるまでになり,スポット数も4,000件を超えました。...
View Article日本賞2017の本審査で一番いい賞を取るための準備②
あまり知名度のない日本賞。 とはいえ,せっかく大きな国際コンテスト。 幸運にもファイナリストに選ばれたので,マイナーな福祉工学分野の宣伝のためにがんばりたいと思っています。 重度障害者 × 視線入力 × 成功体験 がキーワードの発表。 当日は,たった7分のプレゼンです(英語なのでやばいのですが。。。)。 この短い時間でアピールしないといけません。 質疑は15分あるものの,キモは発表でしょう。...
View Articleバリアフリーマップアプリ「WheeLog!」、初のYahoo!ニュース掲載☆
バリアフリーマップ「WheeLog!」がYhaoo!ニュースに初掲載。 なんかうれしいですね。 記念に魚拓。 国土交通省、プローブ情報を活用した「通れたマップ」実証する協力会社を選定(Yahoo!ニュース 2017年9月15日) 国土交通省は、プローブ情報を活用した「通れたマップ」の実証実験への協力主体を選定した。...
View Article支えてるつもりが支えられているの図
2017年9月18日,台風一過の岩手県沿岸の野田村にて。 ここは大きな津波被害があったところで,かつての住宅街はだだっ広い公園になっています。 その一角で,成長した苗木の支柱が強風ですっかり抜けていました。 3本のうち2本が完全にフラフラです。 よく見てみると,肝心の苗木が支柱を支えているという状況。 意外に強い苗木。...
View Article「個人情報」、クソ食らえ!私の個別支援活動で顔出しをお願いする理由。
たびたび個別訪問による支援活動を行います。 対象となる当事者が外出しにくいことが多いですし,やはり療養環境あってこその生活ですから,どこかの「会場」では本当の姿・問題がみえません。 また,私の向学のために現場を知っておきたいというのもあります。 個人への訪問活動は,あまりにも属人的で,その場限りであって,社会全体でみたら何の問題解決にもならず,焼け石に水のごとく思う方も多いでしょう。...
View Article板倉ミサヲさんの Apple ID がピンチです。
モリーオ市最終日の9月24日。 滝沢市の瑞雲荘に住む板倉ミサヲさんの様子を見てきました。 ミサヲさん,9月中旬には江戸に修学旅行に行き,江戸鼠園と江戸空塔を満喫したとのことでした。 天気にも恵まれたようなので,ほんとうに良かったですね。 さすが晴れ女。 相変わらずiPad でゲーム三昧なのですが,一つ問題が発生しました。 Apple ID...
View Article(報告)第12回 重度障害者のコミュニケーション支援のためのワークショップ ▽視線入力式意思伝達システム miyasuku EyeCon▽
参加者が大変少ないワークショップとなりましたが,無事開催しました! 本当は,私の実験室でお弁当を食べながらの予定でしたが,人数が少ないので学食へ。 第12回 重度障害者のコミュニケーション支援のためのワークショップ ▽視線入力式意思伝達システム miyasuku EyeCon▽ 牡蠣国からやってきたユニコーン社の中島(なかしま)社長。 江津からやってきた作業療法士さん。...
View Articleメール不達のお詫び(2017年9月25日~10月1日)
20年ほど使っているメールサービスにサーバートラブルがあり,下記の期間にメールが不達だった可能性が極めて高いことが判明しました。 2017年9月25日13時ころ~10月1日7時ころ 該当アカウント: edison@nnet.ne.jp edison@nnet.ne.jp にメールした方は,たいへんお手数ですが,同内容を再送していただければ助かります。...
View Article(報告)第13回 重度障害者のコミュニケーション支援のためのワークショップ▽コミュニケーション機器の基礎(秋田場所)▽
ナマハゲ国にてALS当事者宅でのワークショップ! 現地のSASASAN のおかげで何とか開催することができました。 この場を借りて感謝申し上げます。 第13回 重度障害者のコミュニケーション支援のためのワークショップ▽コミュニケーション機器の基礎(秋田場所)▽ 共同開催した「NAOのたまご」さんのHPにも報告が載っています。 重度障害者コミュニケーション支援「第2回プレミニワークショップ」...
View ArticleALS患者さんのスイッチ入力を復活させる訪問(南部国)
2017年9月下旬,南部国に一週間ちょっと滞在。 ナマハゲ国に行ったり,のん様を拝みに久慈に行ったり,中々の走行距離でした。 ALS患者さん訪問も何件かあり,そのうちの一件はスイッチ入力が極めて困難になった大坂さんでした。 大坂さんについては,ブログでも何度か取り上げたことがあります。 ALS患者の視線入力練習とmiyasuku EyeCon(盛岡) (2016年9月23日) ALSお父さん...
View Article「お茶問題」、学校と病院は「業者」の扱いがひどい
これはちょっとした愚痴です。 いい言霊ではありませんが,誰かが言っておくことも必要でしょう。 学校や病院は「ギョーシャ」への扱いが雑です(場合によっては個人へも)。 おそらくは,「ギョーシャ」は必ず言うことを聞いてくれる相手だと思っています。 私も業者だったことがありました。 初めて就職した先はソフトウェア会社で,さまざま学校や公共施設にシステムを導入していました。...
View Article日本賞2017の本審査で一番いい賞を取るための準備③
あまり知名度のない日本賞。 とはいえ,せっかくの大きな国際コンテスト。 幸運にもファイナリストに選ばれたので,マイナーな福祉工学分野の宣伝のためにがんばりたいと思っています。 重度障害者 × 視線入力 × 成功体験 がキーワード。 さて,一番懸念しているのは当然ながら英語でのプレゼン。 暗記していかねばなりません。 そして,その直後に行われる「英語での質疑応答15分」。 まずい。。。...
View Article世界でただひとり?「ブラインド視線入力」の女子大生
「ブラインド視線入力」と言ったらいいのでしょうか。 明らかに矛盾しています。 見えていないのに視線入力をしているわけですから。 でも,紗貴さんはできています。 彼女のど根性を通して,人間の持つ可能性を示してくれているような気がしてなりません。 本人によるブログは以下です。 重複障害者である私の日常 自身の目を単なるマーカーとして使い,文字パネルの位置を記憶して,頭部運動で入力しています。...
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