雑誌「はげみ」の視線入力関連記事をPDFで提供いたします!
出版元の日本肢体不自由児協会からの許可を得て,私が執筆した「視線入力装置入門」のPDF版をダウンロードしていただけます。 障害児・者を育てるみなさんの情報誌「はげみ」(2017年6-7月号 Vol.374)からの抜粋となります。 ダウンロード
View Article雪で2度も吹っ飛んだ結婚指輪がきちんと戻ってきた記録
2017年2月12日の夜,モリーオ市ではこの冬はじめてのまともな雪が降りました。 車のフロントガラスまわりの雪を落とそうと,少しだけだからとスノーワイパーを使わずに左手で素手のままパタパタと雪を落とすと。。。 「チーン」と音を鳴らして左手の薬指から結婚指輪が飛んでいきました。 車のピラーに当たってそのまま雪の中へダイブ。 氷点下の中,スマホの懐中電灯機能を使いながら15分ほど探索するも見つからず。...
View Articleバイブの世界は、福祉分野でも一気に花開くと思います
先週お会いした菅さんが開発した「抱っこスピーカー」をお取り寄せ。 思ったよりも早い納品となりました。 フルオプションだったので,そこそこの金額にはなりましたがこれも先行投資。 これからの時代,福祉の世界でもバイブの効用が広く認められると思います。 このスピーカーは,普通の音楽でもバイブとして体感でき,もちろん音もしっかり聞こえます。 他に特別なモノが必要ないのがいいですね。 一緒に購入した...
View Article人生をかけて期待する「がん光免疫療法」
がん治療は金になる! 私自身が当事者になって,がん治療を取り巻くいろいろなことがわかりました。 そのひとつが,代替治療の怪しさです。 さまざまな代替治療がありますが,いわゆる***免疫療法などもそのひとつ。 各種免疫療法を実施するクリニックはエビデンスがないにも関わらず,誇大広告とも思えるサイトを立ち上げています。 どれもキレイなサイトで,白衣を着た医師がニッコリ微笑んだ写真が印象的です。...
View Articleスーパーババァのミサヲさんから超嬉しい手紙
私の人生において,板倉ミサヲさんの存在は小さくないものです。 いや,実に大きい。 20年前に出会ってなければ,障害者に関わる研究をしていなかったかもしれません。 直接会ったことのある人はわかるかと思いますが,ミサヲさんは超人的な明るさを持っているスーパーババァです。 四肢麻痺という重度障害ながら,常軌を逸したポジティブさで生きています。...
View ArticleEyeMoT 3D Game 0.5 「パネル射撃」を更新しました
EyeMoT 3D Game 0.5 「パネル射撃」を更新して,背景画像を設定できるようになりました。 「YOURIMAGES」フォルダに画像を登録することで,ランダムに画像が表示されるようになります。 また,物理シミュレーションを一部改善して,パネルの飛散方向を自然な動きとしました。 ダウンロード
View Article現実はなかなか世知辛いが、自分の人生をきちんと信じよう
一週間の出雲国大学勤務を終えて,出雲国より江戸入り。 その足で,12月24日のクリスマスイブに有志の方が企画してくださった日本賞受賞祝賀会に出席します。 ファイナルプレゼンと同じようにカンペを使った英語プレゼンを披露します。 本番で一緒に発表した高野元さん・安達佳奈さんと! 祝賀会開催にあたっては,実に多くの方が動いてくれており,出席者も遠方の方もチラホラ。 おおっと,これはまるで生前葬のよう。...
View Article取り急ぎ、ありがとうございました(T_T)
クリスマスイブの日本賞受賞祝賀会。 天気予報はいい意味で当たらず,けっこうな好天に恵まれました。 企画してくださった川口有美子さんをはじめとするみなさま,そして参加してくださったみなさま,ほんとうにありがとうございました。 多くのストレッチャー&車いすユーザーをはじめ,鹿児島・神戸や岩手からの参加者もあり,感謝してもしきれません。...
View Article生前葬か?有志の方々による日本賞祝賀会を開催してもらいました
授賞式等の模様は大晦日のお昼頃から放送されます。 一緒に登壇したみなさんもきっと登場すると思います! 写真撮影をしてくれた柏原一仁さん,この場を借りて感謝申し上げます。 以下,ふんだんに使わせてもらいます(FBのアルバム)。 この度の日本賞受賞の祝賀会が12月24日午後,川口有美子さんをはじめとする強力な女性軍団が開催してくださいました。 会場は市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷(私学会館)。...
View Article杜の都にて「視線入力で新しいコミュニケーション支援」についてお話します(2018年2月3日)
PDFダウンロード 上記のチラシの内容で講演と簡単なワークショップを開催することとなりました。 募集サイトはこちらです。 よろしくお願いいたします。 以下,転載です。 <視線入力で新しいコミュニケーション支援> 研修会 日時:平成30年2月3日(土)13:30〜15:45 場所:仙台市福祉プラザ 第2研修室(10階)(公共交通機関でお願いします) 講師:伊藤史人(いとうふみひと)氏...
View Articleこの期におよんで「私、ICTが苦手なの~」といいますか?
重度障害者にかかわる支援学校教員やコメディカルが「私、ICTがニガテなの~」というのは,もはや体のいいサボタージュです。 もっと言えば,その不利益・機会損失を考えれば人権侵害と言ってもいいくらいです。 たとえば,医師が患者を目の前にして,患者の病気が確実に改善する薬が発売されているのに「この薬よくわらないから,あなたには使いません。すごく効くらしいけどね!」というのと同じです。...
View Articleナマハゲ国にて「地方だからって諦めない!重度障害者のコミュニケーション支援」をお話します
PDFダウンロード 2018年1月21日は,ナマハゲの国に行って参ります。 秋田の佐々百合子さんが講演会を企画してくださいました。 ありがたいですね。 夏はこんなことをしました。 (報告)第13回 重度障害者のコミュニケーション支援のためのワークショップ▽コミュニケーション機器の基礎(秋田場所)▽ ナマハゲ国で独居する美人ALS患者さんのスイッチ改善&視線入力...
View Article雑誌ノーマライゼーション「2017私が選んだ今年の5大ニュース」
日本障害者リハビリテーション協会の雑誌「ノーマライゼーション」。 『私が選んだ今年の5大ニュース』というテーマで寄稿いたしました。 同じテーマで総勢12名の執筆者。 もちろん,内容はいろいろ考えましたが,一般的な大きなニュースを挙げてもつまらないです。 なので,おもいっきり個人的な思いを盛り込みました。 だって,他の人とかぶっても仕方ないですしね。...
View Article2017年は大晦日も病気祭りで父親は病院で年越し決定!
12月30日,南部国から陸路で江戸入り。 東北自動車道の上り線はいたって順調で,下り線の渋滞を横目にみながら550kmを走行。 途中,島根ナンバーをおちょくってか,何台かが車間を詰めてきました。 マキビシあればなぁ~ 外環大泉ICから出る時,どうも違和感が。 延伸工事がずいぶん進んできているようで景色がなんか違う。 周辺の道路でもT字路の解消工事が始まっていたりと,練馬大根区の再開発も目覚ましい。...
View Article1月28日は、モリーオ駅近くのIPUサテライトキャンパスにお越しください
PDFダウンロード ちょっと恐縮するタイトルですが。。。 2018年1月28日は「伊藤史人氏 日本賞凱旋記念講演会」を開催してもらえることになりました。 主催してくださるのは,岩手県立大学(IPU)の小川晃子教授です。 正直,私の講演など前座。 後半のパネルディスカッションのほうが面白くなると思います。 だって,76歳の女子高生である板倉ミサヲさん・織田友理子&洋一さんが登壇しますからね。...
View Article2018年1月13日は「サイバニクスと共にある未来」がおすすめ!
PDFダウンロード いわゆる,「HALスイッチ」「サイバニックスイッチ」で知られたデバイスのデモがあります。 サイバニックインターフェース研究班として,私も分担研究者として参加しておりました。 ALSにかぎらず,SMA1型の小児にも有効なサイバニックインターフェース。 これから期待のデバイスです。 山海先生をはじめ,あの中島先生のお話しがきけるチャンスです!...
View Article今年最後の講演として、冬の上越教育大学へ
上越教育大学の担当者のみなさま,ありがとうございました。 チラシの狂い貼り,おもしろかったです。 お昼は学長さんはじめ,甲斐・信州やトヨタ王国から参加する支援学校教諭の方々といただきました。 野菜中心のお弁当でたいへん美味しく食べることができ,私の体調へのご配慮うれしく思いました。 講演テーマは「どうしたら、子どもの日常生活に寄り添った教育・支援・研究ができるのだろうか」。...
View Article観光地のアレ、気になって調べてみました
たいていの観光地のお土産売り場に鎮座しているアレ。 どんな新しい施設であっても,8ビット感丸出しで違和感たっぷりのアレです。 レトロといえば聞こえはいいですが,もうちょっと何とかなるだろうと思わせるアレです。 硬派なメタルボディ,ジャギーが半端ないグラフィックと音割れしそうなBEEP音を奏でるメダル刻印機,コレです。...
View Article「患者さま」の立場を一瞬だけ脱ぎ捨てて。
0111,岩手医科大学附属病院の神経内科より,小一時間のレクチャーを依頼されました。 そう,ここは私が通院している病院。 患者さまの立場を一瞬だけ脱ぎ捨てて,元気よく訪問してまいりました。 前日は外来にて丸一日の検査&点滴治療だったので,すっかり患者感覚。 気持ちの再インストールが必要でした。 立場が変われば,同じところも違って見えるものです。...
View Articleこの期におよんで「おもちゃ遊び」でお茶をにごしますか?
支援学校や養護学校で勤務しているセンセーのみなさまへ これで嫌われるのは確定でしょう。 でも,いいのです。 ただ手や足が自由に動かないだけの身体障害の生徒に,「スイッチの練習」と称して子ども騙しのおもちゃ遊びでお茶を濁すのはやめてください。 妙に手の込んだ自作おもちゃやちょこっとだけ改造したおもちゃを使うだけで,大切な教育の時間を浪費しないでください。...
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